歴史文化資源は「まちづくりの核」となるものであり、地域の活性化を図るためには、周辺の自然環境や景観などを含めた総合的な保存活用策が必要となります。大津市においては、その基となる歴史文化基本構想の策定に向けて調査が進められているところであり、歴史まちづくり法の趣旨に見合ったまちづくりの実現が望まれます。
また、近江八景と旧東海道でつながる草津市とは、平成25年11月にびわこ大津草津景観推進協議会を設立し、両市長によって「びわこ大津草津景観宣言」に調印がなされるなど、景観施策において連携の強化が図られてきました。今後は協議会が担う役割を拡充させ、両市の市民が連携による成果を実感できるよう、取り組みを進めなければなりません。
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