下水熱の利用

8月3日、大津市企業局水再生センターを訪問。下水熱利用の現状と今後の展望についてお話しをうかがいました。実証実験に取り組まれた結果、省エネ効果が期待できることが明らかとなっています。
 

 

 
地中の温度は季節による変動が小さく、また、常に外気との温度差がある(夏は外気温に比べて低く、冬は高い)ことから、高効率のヒートポンプや熱交換器によって、給湯・空調等のエネルギー源として安定的に利用することができます。
省エネルギー効果やCO2排出量削減効果が期待できるものの、導入にあたっては、下水熱利用システムと従来システムの建設費ならびに維持管理費の比較に基づき、年間の削減コストと投資回収年数等を確認することが求められます。
 
令和2年12月に策定された「2050 年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」においても下水熱の活用推進が位置づけられており、他都市の取り組みについても理解を深めてまいります。
 
リンク:大津市ホームページ 下水熱の利用について
 
リンク:下水道熱を利用したヒートポンプ空調システム【PDF】
 
リンク:国土交通省ホームページ 下水道  脱炭素化/資源・エネルギー利用

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