大津絵の道
6月4日、滋賀県立琵琶湖文化館の後継施設建設予定地と大津市歴史博物館をつなぐ「大津絵の道」の現状を確認しました。案内看板が適切に維持管理されておらず、長等市民センター前に設置されている看板については、著しく劣化をしていました。もはや、地図とは言えない状態であり、来訪者の方に申し訳ない気持ちになりました。
他の看板についても、廃止された『まちなか交流館「ゆうゆう館」』や政策の見直しが図られた「街並み博物館通り」の名称が記載されたままとなっています。
以前から活動レポートで大津市が設置する案内看板をテーマに取り上げてきましたが、維持管理方針を全庁的な課題として共有する必要があります。
リンク:谷ゆじHP活動レポート 大津市が街中に設置する看板の適切な維持管理
リンク:大津市議会HP 令和3年2月通常会議 生活産業常任委員会付託議案資料 議案第15号大津市まちなか交流館条例を廃止する条例の制定について
「大津絵の道」には、大津絵のプレートが道路面に設置されています。
劣化しているプレートも確認されましたが、大津絵の魅力を感じながら歩くことができました。
ただ、起点と終点が案内看板で判別がしにくく、表記方法に改善が必要と感じました。
「大津絵の道」を経由して大津市歴史博物館に向かう際、横断する滋賀県道(大津市役所前の通り)にも多くの大津絵が解説文と共に展示されています。
同様の解説文が「大津絵の道」にもあれば、来訪者に大津絵の魅力をもっと知っていただけると考えます。
バリアフリーの状況についても調査しました。
電動車椅子を利用されている支援者の方が調査に同行くださりました。
普段から「大津絵の道」を通行されており、様々なご指摘をいただきました。
大津絵橋周辺の段差については、早急に改善が必要と考えます。
また、明日都浜大津及び同施設につながる陸橋においては、視覚障害者誘導用ブロックの色が統一されていません。
理由は不明ですが、黄色に統一されるべきです。
あと、残念に思ったのは、旧江若鉄道管理敷地に掲示された「ポイ捨て禁止」と「足元注意 すべります」の表示板がボロボロになっていました…。
フェンスも随分と傷んでおり、適切に管理いただきたいと考えます。
来る令和4年6月通常会議、「大津絵の道」の環境改善、また、魅力向上に資する提言を行ってまいります。