都市景観大賞
5月31日、「近江八景と東海道でつながる大津市と草津市の景観づくり」が都市景観大賞/景観まちづくり活動・教育部門において、優秀賞に選定されました。この度の受賞を通じて、両市が取り組む景観づくりを全国の皆様に知っていただけたことを大変嬉しく思います。
大津市議会において、草津市と近江八景を基軸とした連携を図るため、両市で協議を行っていく方針が示されてから早いもので12年が経過をしました。
大津草津景観連絡会議が両市職員によって組織されたのは平成22年度のことであり、翌年度に開始された公益社団法人滋賀県建築士会大津地区委員会・同湖南地区委員会との連携は今日まで継続されています。
過日、同大津地区委員会の総会にて、関西まちづくり賞の受賞報告を行った際、共に活動してきた会員の方から、将来を展望し、ワクワクする気持ちが大切であると声をかけていただきました。
私もその通りだと思いました。
現在、両市においては「びわこ大津草津景観推進協議会」ならびに「びわこ東海道景観協議会」がそれぞれ地方自治法、景観法に基づき設置されており、びわこ大津草津景観宣言のさらなる実現に向け、屋外広告物のあり方について検討が進められています。
昨年度は両市域を越え、甲賀市土山町の皆さんとも連携を図らせていただきました。
東海道統一案内看板を共に制作した児童から、つくっていて楽しかったこと、そして、百年、二百年もってほしいとの気持ちが込められたお手紙をいただき、大変嬉しく思いました。
両市が取り組む景観づくりに対して、一人でも多くの方に共感いただけるよう、これからも精一杯努めてまいります。
リンク:令和4年度「都市景観大賞」各賞の選定(PDF)
リンク:大津市・草津市の景観連携について(大津市HP)
リンク:近江八景でつながる大津市と草津市の広域景観連携(谷ゆうじHP)