受賞報告

5月14日、公益社団法人滋賀県建築士会大津地区委員会の総会に出席。今年度から副委員長(滋賀県建築士会大津地域会 副代表)を務めることになりました。行政との連絡調整窓口(防災施策・景観施策等)を担う総務部会長とあわせ、精一杯努めてまいります。
 
総会に先立ち、第22回関西まちづくり賞を受賞した「近江八景でつながらる大津市と草津市の広域景観連携」についての活動報告を行いました。
 
リンク:公益社団法人日本都市計画学会 関西支部 関西まちづくり賞 受賞実績一覧
 
 
平成23年度に実施した「近江八景でつながる琵琶湖の風景~急がば回れ瀬田の唐橋~」は両市連携の意義を市民と共有することを目指した事業であり、実施から10年以上が経過した今も建築士会内で話題にのぼります。
大津地区委員会と湖南地区委員会(当時、大津支部・湖南支部)とが継続して連携を図るきっかけとなった事業であり、両市の連携にとっても大きな推進力になったと振り返っています。
 


 

 
江戸時代の旅装をイメージした出で立ちにて、草津宿本陣から大津宿本陣跡までを徒歩と漁船で移動しました。
両市職員参加のもとで「急がば回れ」の再現を目指し、パネルディスカッションにおいては、両市が景観施策で連携する意義などについて意見が交わされました。
 
あれから10年が経過をし、大津市と草津市はびわこ東海道景観基本計画を共有しています。
東海道統一案内看板は両市のみならず、湖南市、甲賀市の皆様にも賛同いただき、石部宿、水口宿、土山宿にも設置されています。
 
受賞報告を通じて、活動を継続することの重要性を再認識しました。
まずはこの先の10年を見据え、「びわこ大津草津景観宣言」のさらなる実現を目指してまいります!! 
 
リンク:びわこ大津草津景観宣言(PDF)
 

 

 
リンク:谷ゆうじHP近江八景と東海道でつながる大津市と草津市の広域景観連携

 

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