令和4年2月通常会議
2月21日、令和4年2月通常会議が開議する。令和4年度一般会計予算案をはじめ、計40議案が提出されました。
議案の説明に先立ち、市長から地方独立行政法人市立大津市民病院について、下記発言がありました。
令和4年2月市議会通常会議 提案説明(要旨)抜粋
次に、地方独立行政法人市立大津市民病院についてであります。市民病院は、大変厳しい財政状況にあったことから、市長に就任後直ちに、市民病院が継続して、市民に寄り添った、安全で質の高い医療が提供できるよう、不良債務の解消や財政基盤の安定、強化のために、約33億円の運営費負担金を追加で支出し、次年度以降においても必要な運営費負担金を措置して、運営の立て直しに取り組んでまいりました。
また、感染症指定医療機関と救急告示病院としての機能を両立させ、新型コロナウイルス感染症が感染拡大をするなかにあっても、本市の医療提供体制を守ることができるよう、感染症ERを整備するため、運営費負担金を措置し最大限に経営を支援してきたところであります。
このような中、今般、市民病院で外科等の複数の医師が退職の意向を示し、市民や患者の皆様にご心配をおかけしていることにつきまして、設置者として誠に遺憾であります。
現在、地方独立行政法人法に基づき、病院の業務運営に関する報告を求めているところでありますが、こうした事態を招いた法人の責任は極めて重いものと認識しております。
市としても、感染症対応や地域医療構想に連携して取り組んでいる滋賀県に対し協力を要請するなど、設置者として対応に努めてまいります。
…抜粋終わり…
大津市議会は大津市長から提出された同病院の中期目標及び中期計画を議決しています。
この度、令和4年度計画書が議会に提出をされましたが、これら計画の実効性が問われる事態となっています。
現在、同病院においては「大津市民病院 外科・消化器外科・乳腺外科で治療中の患者様へ」と題した文書が受診者に配布されており、同科の医師全員が退職されることを明らかにされています。
「市民病院で手術後の検査を続けてきたが、受診できなくなりそう…。」
不安の声がよせられています。
私自身、20代の頃から市民病院で人間ドックを受け、先月も受けてきました。
これまで受けてきた検査がこれからも受けることができるのか、私自身も気になっています。
公立病院である市立大津市民病院が地域医療を支えることができるよう、設置者である大津市に求めてまいります。
リンク:地方独立行政法人市立大津市民病院第2期中期目標 PDF
リンク:地方独立行政法人市立大津市民病院第2期中期計画 PDF
リンク:地方独立行政法人市立大津市民病院令和4年度計画書 PDF
リンク:令和4年2月市議会通常会議 提案説明(要旨)PDF
リンク:令和4年度当初予算(案)のポイント PDF
リンク:令和4年度当初予算(案)の概要 PDF
リンク:令和4年度当初予算(案)主な事業 PDF
リンク:令和4年度当初予算(案)主な取組 PDF
リンク:令和3年度2月補正予算[第1次](案)のポイント PDF
リンク:令和3年度2月補正予算(案)のポイント 初日即決 PDF