2月通常会議 閉会

3月26日、令和3年2月通常会議に提出されていた議案の採決(一部議案は開会日に採決)が行われました。一般会計予算に対する討論(賛成)では、新型コロナウイルス感染症対策に必要となる人員を状況に応じて配置いただくことを求めたうえ、下記2点について意見を申し述べました。

 

 

 

〇災害対応拠点でありながら必要な耐震性能を有するに至っていない庁舎整備に向けた取り組みについて
 
これまでの間、大地震発生時においても機能空間が確保されるよう、必要となる対応や検討のあり方などについて、指摘と提言を行ってきました。

新年度予算において、基本構想を策定するための予算が計上されていますが、今後、基本計画、基本設計を進めていくにあたり、市民意見の聴取をできるだけ早期に行うことが重要となります。
まずは、これまでの検討経過をホームページ等で分かりやすく示されると共に多額の予算執行が伴う事業であることから、さらなる庁内連携のもと、その必要性について市民に理解いただくための取り組みをこれまで以上に進められることを求めました。

 

〇なぎさ公園周辺魅力向上プロジェクトのあり方について
 
プロジェクトの方向性として、竣工から20年以上経過したなぎさ公園の魅力とにぎわいをさらに創出すること、また、人が訪れ、憩い、周遊できる仕掛けづくりが示されています。
趣旨には賛同するものですが、ゾーニングやエリアの設定については、まちづくりに取り組まれる市民や事業者に共感を得られる形で設定いただきたいと考えます。
 
また、当該プロジェクトの推進にあたっては、滋賀県との連携が必要不可欠となります。
令和2年11月通常会議及び今期通常会議における質疑一般質問でも指摘いたしましたが、びわ湖ホールとのさらなる連携はもとより、今後の利活用方針について検討が進められているピアザ淡海や市有地に隣接する大津港港湾業務用地に立地が計画されている琵琶湖文化館を巡る滋賀県の動向を一層注視いただき、県市連携のもとで魅力向上が図られることに期待をするものです。
 
なお、大津市民会館については、当該プロジェクトによって、今後のあり方を見極めるため、指定管理期間を3年にされたと認識しています。なぎさ公園周辺地域における他の公共施設のあり方についてもあわせて効果的に検討されることを求めました。
 
また、地方独立行政法人市立大津市民病院の中期計画の認可について、討論(賛成)を行いました。
 
市立大津市民病院が立地する敷地の境界については、地方独立行政法人に移行する以前からその確定に向け対応が図られてきたところですが、今もって確定に至っていない箇所があると認識しています。
適切に財産を管理する観点からも早期の実現が求められることから、これまでの経過を踏まえ、大津市においてもその進捗を適宜確認されるとともに分筆や公図訂正が早期に可能となるよう、必要な支援を行われることを求めました。
 
リンク:大津市議会ホームページ

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