「煌めき大津環境賞」のあり方

3月11日、予算決算常任委員会生活産業分科会に出席。令和3年度大津市一般会計予算のうち、環境部、産業観光部、農業委員会事務局、市民部(補助執行含む)が所管する部分及び大津市卸売市場事業特別会計予算について審査を行いました。
 

 
環境部が所管する「煌めき大津環境賞」の実施方針について質疑を行いました。
 
この賞の歴史を紐解きますと、昭和62年度に「煌めき大津賞」が創設されたことに始まります。
当初は都市景観部門(良好な都市景観の創出)及び活動部門(美しい生活環境の創出)が設けられていました。
 
平成16年4月に「古都大津の風格ある景観をつくる条例」が施行されたことを契機として、上記都市景観部門に代わる「古都景観賞」が創設されたことに伴い、「煌めき大津賞」は一旦終了しました。
 
これらの経過を経て、平成17年度、「煌めき大津環境賞」が新たに創設されました。
緑豊かな自然環境の保全や美しい生活環境づくりなど、市民の皆様の功績をたたえるための表彰制度であり、平成21年度以降は3年度ごとに実施されています。
令和3年度、第9回目となる募集は実施されるものの、表彰のあり方については見直される方針が示されました。

 
なお、先述の「古都景観賞」は平成20年度、第5回を最後に表彰がなされていません。
大津市においては、「キラッと大津絵画展」「キラッと大津景観広告賞」「景観づくりチャレンジ隊」などの事業に積極的に取り組まれていますが、「煌めき大津賞」の理念を受け継ぐ「古都景観賞」の表彰が途絶えていることを残念に思います。
 
大津市が取り組むSDGsのさらなる推進を図るためにも、大津市SDGs推進会議にて、「煌めき大津環境賞」や「古都景観賞」のあり方をあわせて見直されてはと考えます。

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