【6つのポイント】
7月6日、滋賀学区地域安全連絡会及び同学区自主防犯推進協議会主催による防犯研修会に出席。滋賀県警防犯アドバイザーの講演を拝聴させていただきました。
犯罪のうち、振り込め詐欺等特殊詐欺事件については、これまでにない件数で被害が発生しています。
被害に遭わないためには、犯罪への「危機意識」「抵抗力」をつけることが大切であるとして、「6つのポイント」を紹介くださりました。
被害に遭われる方が少しでも減る事を願って、配布資料より「被害に遭わないためのポイント」を引用させていただきます。
被害に遭わないためのポイント(一部要約)
~今かけている犯罪への「危機意識」「抵抗力」をつけるために~
①他人事だと思っていると誰もが騙され、動揺し、心配し、不安、恐怖心からパニックになり、相手の思うつぼになる。
ポイント⇒世界に誇る日本の治安。それだけに犯罪被害に遭うのは「ヒトゴト」の意識。
②実在の役所や会社、銀行等を名乗る・・個人宅にそんな電話は少ない。一息ついて「待てよ」と。一度は疑ってみる。
ポイント⇒「今は非常事態。アポ電話は被害の30倍も」「冷静に考えればおかしな話」「電話だけでなぜ信用」・・確認を。
③自分は騙されない・・要注意!高齢者ほど頑固、過信。話題にする、相談する、気にかける、声をかける・・の絆を。
ポイント⇒犯罪集団からすれば赤子の手をひねるようなもの。家族や周りの人に「気を付けて。すぐに相談して」・・声かけを。
④有料動画サイト未納料金ありとメール。登録・退会も作り話。契約なき請求は法的に無効。絶対に連絡しない。
ポイント⇒インターネットにおける契約は「電子消費者契約法」により承諾の意思表示の確認・同意画面がなければ無効。
⑤詐欺電話の多くは03、0120の局番で始まる。ナンバーディスプレイ電話にし、非登録は出ない。安全はタダではない。
ポイント⇒詐欺だけではない。迷惑電話や悪徳商法をシャットアウトするためにも、ナンバーディスプレイ電話を。
⑥電話で金のことを言えば詐欺。あの手この手の脅しもただの脅し、心配無用。怪しい、不安、怖いと感じたら警察へ。
ポイント⇒電話やメールで、お金を払え、払う、振り込め、送れ、貸す、貸して、引き出せ、預かるは詐欺と思って間違いなし。