【景観まちづくりフォーラム】
12月5日、公益社団法人日本建築家協会(JIA)の主催にて、「景観まちづくりフォーラム~大津百町・旧東海道のまちなみ 大津市 京町周辺~」が開催されました。事業を主管する滋賀地域会にとっては、平成24年度以降、計5回目となるフォーラムであり、大津市指定の景観整備機構としては、膳所本町に引き続いての開催となります。
【プログラム】
◎まちなみ散策
講師:大津市歴史博物館館長 樋爪 修氏
◎事例紹介
発表者:大津市都市計画部都市再生課
「京町通りのまちなみ整備について」
◎パネルディスカッション「歴史的風致の維持向上について考える!!」
パネラー: 大津市都市計画部長 玉井 義文 氏
旧東海道まちなみ整備検討委員会 栢口 智司 氏
JIA近畿支部滋賀地域会 副会長 谷 祐治
コーディネーター:
JIA近畿支部滋賀地域会 幹事 片淵 良 氏
旧東海道修景ガイドラインについては、住民の皆様と行政との連携によって策定されたものであり、目指されるまちづくり像をより分かりやすく明確にされたことは、大変意義深いことです。
歴史まちづくり法において歴史的風致とは、「地域における、その固有の歴史及び伝統を反映した人々の活動とその活動が行われる歴史上価値の高い建造物及びその周辺の市街地とが一体となって形成してきた良好な市街地の環境」と定義されていますが、受継がれてきた伝統文化をまちづくりに色濃く反映させるためにも、歴史的風致維持向上計画の策定は必要不可欠であるとの思いを新たにしました。