１０月２９日、生活産業常任委員会行政視察２日目。神奈川県藤沢市に開設されている湘南藤沢地方卸売市場を訪問させていただき、開設権を譲渡された民間会社から市場の運営状況などについてお話しを伺いました。

施設のコンパクト化を図られると共に、流通センターを新たに整備されるなど、設備投資を積極的に行われていました。
譲渡法人の主体的な取り組みによるものであり、利用者のニーズに見合った立地でないと市場は活性化しないと強調されていたのが印象に残りました。

大津市公設市場卸売市場においても民営化に向けた検討が進められていますが、藤沢市とは異なり、青果部に加えて水産物部も併設されていることから、持続可能な経営には、卸売業者同士の連携が必要不可欠となります。
過日、大津市執行部においても視察に訪れられたとの事でしたので、委員会における議論を通じて課題に対する認識を共有してまいります。