【ひこね丼】

 8月12日、インターン生と彦根市を訪問。大津ならではの食材を使ったメニューの開発(観光振興課所管)を研修プログラムのテーマとしていることから、執行部に対する提言の参考とするため、「彦根新名物・ひこね丼」の販売状況について調査を行いました。

道中、草津市に所在する道の駅を訪れ、同市における特産物の販売状況についても調査を行いました。
草津市ならでは!!ということでは、草津市花「あおばな」の粉末が含まれたお茶や菓子などが販売されており、この他には「近江牛〇〇」といった加工食品やメニューのPRに重点が置かれていました。
その市ならでは!!という食品の販売で地域の活性化を図ることは容易なことでなく、「草津あおばな」を活かした商品開発についても、産・官・学・組(農協)が一体となって取り組みを進められた成果と認識しています。
せっかくの機会でしたので、あおばな入りのお茶を購入しました。

参考:草津市ホームページ 草津あおばな

目的地の彦根市にはお昼前に到着。
市役所の総合受付でいただいた地図を参考にして、「ひこね丼」のうち「ひことろ丼」が食べられるお店に入店しました。

IMG_0604.JPG

「ひこね丼」は近江米と地元の食材を使った丼であり、彦根市制75周年記念事業(平成23年度)によって誕生しました。
地元で気軽に食され、観光客にも喜ばれるご当地グルメを創出することを目的として「ひこね丼実行委員会」が組織され、同選手権を経て10作品が認定されています。
赤い食材はこんにゃくであり、公表されているレシピによれば、運命の赤い糸に見立てて「ひこね縁結び丼」ともいうそうです。
近江牛のすじ肉はよく煮込まれており、温泉卵は絶妙なとろけ加減でした!!

IMG_0607.JPG

大津市は独自のメニューを開発することによって、旅行者の滞在時間を延ばすことを目指しています。
他都市で活躍されたコーディネーターのもと、事業者の皆さんとメニューの開発に取り組んでいくことになりますが、一過性のものになってはならないと考えます。

なお、「ひこね丼」の誕生にあたっては、地元の大学に通われる学生スタッフが事業の盛り上げに大きな役割を果たされました。
今後、同世代であるインターン生の皆さんと意見交換を重ね、執行部に対する提言をまとめてまいります。

参考:彦根市ホームページ ひこね丼

«
»