【郷土料理】

 1月15日、大津商工会議所青年部の1月例会に出席。滋賀県内の郷土料理について学び、食することによって地域の活性化を図ろうとする事業で、各地で継承されてきた食文化について理解を深めさせていただきました。

大津市田上地域の郷土料理「菜の花漬」を初めていただきました。
配布された資料によると、同地域においては万葉の時代から菜種油をとるための菜の花栽培が盛んで、栽培時に株を大きくするため、枝先の花を間引いて塩漬けにしたのが「菜の花漬」の始まりといわれています。
乳酸発酵によって鮮やかな黄金色となるため、「黄金漬」とも呼ばれており、味わいの深さに伝統を感じました。

また、滋賀県では栗東市に伝わる「いとこ煮」も初めていただきました。
小豆とかぼちゃに加え、栃餅を加えた特別の一品であり、自然の甘味を満喫しました。

食文化を活かしたまちづくりの意義を実感するとともに、暮らしの豊かさについても考える機会となりました。

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