【はやうち市議会だより】
大津市議会のホームページに「はやうち市議会だより」が掲載されています。「はやうち(早打ち)」とは、その昔、馬やかごを走らせて急を知らせていた使者という意味の言葉で、紙面での議会だよりに先立って配信されています。
平成26年6月通常会議号(平成26年8月1日発行予定)の記事からは、「市長に職員との信頼関係の構築を提言」及び「市長が下水道事業費補正予算に係る報道内容を陳謝」が抜粋されています。
(以下は、記事からの転載です。)
市長に職員との信頼関係の構築を提言
6月通常会議では、市長から平成26年度補正予算、条例改正、公害調停などの議案の提出があり、審議の結果、計27議案を議決しました。
質疑・一般質問では、22名の議員のうち6名が、市長が自ら選んだ副市長と教育長が、任期途中にも関わらず相次いで辞任していることに対して、任命責任を問うとともに、職員の士気が低下していることなどについて市長の考えをただしました。
市長は特別職の辞任や職員との信頼関係について、自らの責任を否定する答弁に終始しましたが、議員からは、市長は自身の考えを押し付けるだけでなく、職員との意思疎通を図り、併せて職員との信頼関係を構築していくことを求めました。
市長が下水道事業費補正予算に係る報道内容を陳謝
国の制度を活用して、上下水道事業における先導的官民連携事業の有効性に係る検討や評価を行う事業の補正予算について、6月13日に開催された予算決算常任委員会施設分科会での説明と、6月17日に開催された市長定例会見での記者発表の内容に大きな違いがあるとして、6月20日の本会議で、改めて予算決算常任委員会を開き、説明を求めるとする委員会再付託を求める動議が提出されました。
採決の結果、動議は否決となりましたが、市長は議案が審議中にも関わらず議会に十分な調整を図れないまま記者発表したことや、報道機関の発表が、趣旨が正しく伝わらないまま記事になったことを陳謝しました。
(転載終わり)
質疑・一般質問のスペースには、複数行った質問のうちから、自ら選んだ1項目が掲載されることになっています。
私は、選挙時に掲げた「タニフェスト」に関する質問、「家具等転倒防止対策の推進に向けた取組みについて」を掲載項目として選びました。
(以下は、記事からの転載です。)
問 本市では、平成22年度と平成23年度に高齢者のみの世帯を対象に、家具の転倒防止器具を設置する事業が実施されたが、災害時において支援が必要となる高齢者や障害者の世帯に対しては、家具の転倒防止器具の設置費を助成する制度の創設が必要では 谷 祐治
答 転倒防止器具の取付については、地域の老人クラブなどで啓発を行うとともに、高齢者世帯に防災意識を高めていただくよう啓発活動に努めている。今後は、助成制度の創設も含め、災害時に支援が必要な世帯に対し、家具等転倒防止器具の取付に取り組んでもらえるよう有効な施策を検討していく。
(転載終わり)
複数の部局に関係する事業であり、健康保険部のさらなるリーダーシップに期待をするものです。