【相次ぐ不祥事】

  大津市民病院放射線治療施設増築工事設計業務委託の指名競争入札をめぐり、当時の担当者が公契約関係入札妨害の疑いで逮捕されました。大津市民病院においては、平成22年に清掃管理業務をめぐる官製談合事件が発生し、職員が逮捕されるという事態が発生したばかりであり、またもや市民からの信頼を大きく失墜させる事態となりました。

大津市においては、いまだかつてないほど不祥事が相次いでいます。
11月特別会議に提出をされる補正予算においては、市長の附属機関として、大津市職員不祥事防止対策検討委員会を設置するための経費が計上されていますが、新たな逮捕者が出る前に方針は決定していました。
さらなる不祥事が発生した翌日に公表されるに至ったことは、非常事態ともいうべき本市の状況を強く内外に印象付ける結果となりました。

これは議員である私にも言えることなのですが、コンプライアンスの推進というのは、「私には関係ない」というものでなく、特別職であっても一般職であっても、自分自身のこととして、取り組む必要があります。
私は、大津市長が先頭に立って、職員の一人ひとりが当事者意識を持って再発防止に取り組まなければ、綱紀粛正は図れないと考えます。

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