【検証結果】

 平成25年6月通常会議の質疑・一般質問において求めていた、スクールランチ事業のプロポーザルの検証結果がホームページにおいて公開されました。公明正大な事務手続きでなかったことは明らかであり、契約者である大津市長は猛省されるべきと考えます。

私が質問を行った後、当該契約事務については総務常任委員会において取り扱われる事となり、9月17日に開催された同委員会において執行部から委員に対して報告がなされました。
不適切な契約であったことは、この度の検証を行った「大津市入札事務適正化検討委員会」の委員長であった総務部長も認められているところであり、報告書における検証の結果においても、今後は事業実施の開始時期よりも透明性、公平性の確保を優先すべきであるとの考えが明記されています。

 

越市長のマニフェストには、政治理念として「クリーンでしがらみのない政治」が掲げられています。
「弁護士として培った法令順守の精神で、しがらみのないクリーンな政治を貫きます。」とも記されていますが、法律に違反しなければ契約者として透明性、公平性が確保されてなくてもよいと判断されたのか!?
大津市長は説明責任を果たすべきです。

 
平成25年2月定例会及び6月通常会議において、当該契約事務に関する質問を行ったのは、市長マニフェストに掲げられた事業の実施であれば、透明性や公平性が損なわれても致し方ないとする庁内風土になっては取り返しがつかないと危機感を覚えたからです。

私は、前任期から契約過程の適正化に向けて取り組んできました。
小規模随意契約の見直しや契約事務のチェック体制の強化を求め、プロポーザル方式の適切な運用に向けて必要となるルールづくりを求めたのも、市政運営の透明性を守りたいと考えたからです。
平成24年度の決算審査を目前に控えておりますが、これからも是是非非の姿勢で取り組んでまいります。

参考:大津市ホームページ スクールランチ事業のプロポーザルの検証結果について

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