【修正予算案】
予算決算常任委員会全体会に出席。平成25年度一般会計補正予算について、惻隠・伊藤茂議員、風・古尾谷雅博議員、みんなの党大津・藤井哲也議員との連名で修正案を提出しました。
提出者を代表して提案説明を行いました。
JR大津駅利用者等ニーズ調査事業費(450万円)及び農業振興推進費のうち特産品開発試作経費(66万6千円)を予備費に計上するもので、「地方自治法において地方公共団体はその事務を処理するにあたっては、住民の福祉の増進に努めるとともに、最小の経費で最大の効果を挙げるようにしなければならないとある。JR大津駅利用者等ニーズ調査事業費及び農業振興推進費のうち特産品開発については、不確定要素が多い事から最大の効果を挙げることは現時点で困難であり、事業実施手法にも問題があると考えるため。」を提案理由としています。
JR大津駅利用者等ニーズ調査事業費については、駅舎の一部を行政財産として整備することの妥当性を判断するために実施されるものと理解していますが、方向性の決定に大きな影響を与える駅舎の耐震診断が未実施であることなど、予算の執行による効果が現時点で不明確であり、委託期間についても駅の再生に係る本市の役割や関わり方を検討するには十分な期間ではないと判断しています。
また、特産品開発経費については、お酒の試作を大津市が主体となって行う目的が不明瞭であり、また、試作後の展望についても不十分であると判断するに至りました。
失敗を恐れずに挑戦をする姿勢は評価するものですが、市民や事業者と共有する明確なビジョンがない中での予算執行は時期尚早であると考えます。
賛成少数で否決をされましたが、あらてめて本会議において修正案の提出を行う予定です。