【幼稚園】
教育厚生常任委員会の視察で上田上幼稚園、瀬田北幼稚園、やまのこひろば(ひえい平保育園・比叡平幼稚園)を訪問。小規模園と大規模園の現状及び幼保一体化施設の保育内容などについて調査を行いました。
上田上幼稚園の総園児数は9名であり、他園との交流や小学校との交流を積極的に行っておられます。
この日も隣接する上田上小学校の子どもたちが幼稚園を訪れ、園児と一緒になって砂遊びを楽しんでいました。
地域ボランティアの方が整備くださった芝生の緑が雄大な田園風景と一体化しており、素晴らしい教育環境であると感じました。
続いて訪問した瀬田北幼稚園については園児数が160名を超えており、園庭においては石鹸でのおやつ作りや水を使った遊び等がいくつかのグループごとに行われていました。
7月の第1週から第3週までを取り組み期間とした計画においては、子どもの活動状況や心情に対する分析がしっかりとなされており、園庭における活動もこの計画に則した内容で行われていました。
教育目標(めざす子ども像)や学年目標の重要性を実感するとともに、「生涯にわたる人間形成の基礎を培う幼児教育」という大津市立幼稚園のビジョンについてもっと理解を深めなければならないと感じました。
2園の視察を終えた時点で市役所へ帰庁。
昼食はスクールランチを委員会メンバー全員で実費にて試食しました。
話は前後しますが、3園の視察後、あらためて中学校スクールランチ事業について、契約時とプロポーザル時における変更点について説明がなされました。
担当者からは結果としてより良い形で実施ができたと報告がありましたが、教育長からはやり方が下手であったという表現で問題点に対する見解が示されました。
大津市入札事務適正化検討委員会において検証される結果を踏まえ、今後の再発防止に努めていただきたいと考えます。
午後からは「やまのこひろば」を訪問。
幼保共通カリキュラムに注目をして視察を行いました。
職員の連携が何より重要であり、勤務体制のあり方については全庁的に検討すべき課題であると感じました。
今後、教育厚生常任委員会においては、
〇適正規模
〇幼児教育のあり方
〇幼保共通カリキュラム
を視察項目(視点)として、3チーム編成で市内幼稚園を訪問することになりました。
保育の質の向上を目指したプロジェクトであり、チームごとに視察報告を行うことになっています。
充実した調査研究となるよう、同じチームの岸本委員と伴委員と力を合わせてまいります。