【訪問販売】
自宅で仕事をしているとインターフォンがなり、モニターを確認すると作業服姿の方が立っておられました。訪問の目的を確認するとリフォームの営業であったため、面会の意思がないことを伝えたのですが、なかなか帰られませんでした。自分が一級建築士であることを告げると帰られましたが、自社の都合だけを押し付けるセールストークに後味の悪さを感じました。
屋根の吹き替え工事を「耐震上の効果がある」という言葉で決断され、事業者とトラブルになった市民の方から相談をお受けした事があります。
工事範囲が明示されないまま契約に至ったことがトラブルの原因でしたが、資格のない営業マンが一目見ただけで耐震上の課題を分析できるものでなく、もとの屋根材もそれほど荷重のあるものではありませんでした。
大津市消費生活相談センターを紹介させていただきましたが、「キャンペーン中」という言葉に契約を急がれた事をとても悔いておられました。
大津市消費生活相談センターのホームページにおいては、問題商法に対する啓発がなされています。
消費生活相談に関するリンクも参考になりますのでぜひご覧をください。