登壇
9月5日、下記5項目について質疑一般質問を行いました。答弁内容については後日、あらためて更新させていただきます。この度の質疑一般質問においては、特定天井を有する公共施設、また、耐震性能が不足する公共施設の安全性を早期に向上いただきたいと考え、指摘・提言を交えて複数の質問を行いました。
耐震性能が不足することを認識されてから、随分と年数が経過している施設が存在します。
公共施設マネジメントの観点から、施設運営の今後のあり方について検討を深めていただくことは重要と承知していますが、大地震はいつ発生するか分かりません。
令和4年7月に改定された大津市公共施設総合管理計画において、公共施設の耐震化については、大津市既存建築物耐震改修促進計画に基づき耐震化を進めていく方針が示されています。
施設そのもののあり方について議論を必要とするのであれば、早急に方向性を決定され、対策を講じられる必要があると考えます。
リンク:大津市ホームページ 大津市既存建築物耐震改修促進計画
リンク:大津市ホームページ 大津市公共施設総合管理計画(令和4年7月公表)
令和6年6月通常会議 谷 祐治 質疑・一般質問(一部要約して掲載しています)
〇市有施設における特定天井の安全対策について
平成23年3月に発生した東日本大震災においては、大規模空間を有する建築物の天井が脱落する事例が多数発生し、かつてない規模で甚大な被害が生じました。これらの被害を踏まえ、平成26年4月1日、建築基準法施行令39条に第3項及び第4項を追加する改正が施行され、「特定天井」が定義されました。特定天井とは吊り天井であって、①居室、廊下その他の人が日常立入る場所に設けられているもの、②高さが6メートルを越える天井の部分で、その水平投影面積が200平方メートルを超えるものを含む、③天井面構成部材等の単位面積質量が2キログラムを超えるもの、以上のいずれにも該当するものであり、国土交通省の告示において、大臣が定める技術基準に従い、脱落防止対策を講ずべきことが定められています。
この項の一般質問を行うにあたり、脱落によって重大な危害を生ずるおそれがある天井(以下、特定天井)を有する市有施設の現状ついて、建設部建築課に聞き取り調査を行いました。その結果、現時点で11の市有施設、具体的には市民会館(大ホール・ホワイエ)、瀬田公園体育館(アリーナ)、仰木太鼓会館(大ホール)、葛川少年自然の家(プレイルーム・ホールB)、和邇文化センター(客席)、生涯学習センター(アトリウム・客席)、北部地域文化センター(客席)、におの浜ふれあいスポーツセンター(ピロティ・アリーナ)、伝統芸能会館(劇場)、和邇図書館(閲覧室)、北部学校給食共同調理場(調理室)に特定天井が存在するとのことでした。これまでの間、大津市において必要な改修工事が行われたのは、耐震補強工事にあわせて対策を講じられた和邇市民体育館のみであり、同体育館を除く11の市有施設のうち、現時点で長寿命化計画(個別施設計画)を策定されているのは、和邇文化センター、北部文化センター、北部学校給食共同調理場の3施設となっています。
大津市にとって、参考になると考える神奈川県横浜市の取り組み事例を紹介させていただきます。平成27年3月、横浜市は101施設(137室)を対象として、公共建築物天井脱落対策事業計画を策定されました。横浜市防災計画「震災対策編」における災害時の施設用途及び公共施設の耐震化整備方針に準じて対象施設を分類され、目標年次を定められています。既に再整備計画などが検討されている施設については、その中で対策を講じられ、分類別の各施設の優先順位は、脱落危険度、災害時に果たすべき機能の重要度、改修技術や交付金の動向などを勘案しながら定められています。なお、計画終期である令和7年度には、全ての改修工事を完了する見込みと公表されています。
次年度からを計画期間とする次期大津市行政改革プラン案においては、公共施設マネジメントの推進を取り組み方針の一つとされ、公共施設の計画的整備の検討を新たな取り組み項目とされています。公共施設の適正化と個別施設計画に基づく長寿命化事業を推進することについて賛同するものですが、脱落によって重大な危害を生ずるおそれがある天井の安全対策については、できるだけ早期に実現させなければなりません。そのためには、吊り天井の危険度や地震発生時における避難所に指定されているかなどを踏まえ、改修工事の優先順位を明確なものとしたうえで、既存もしくは新たに策定される長寿命化計画(個別施設計画)と整合を図りながら取り組みを進める必要があります。
特定天井に係る法令の改正施行から10年以上が経過しました。脱落防止対策を講じられていないことにより、数多くの市有施設が既存不適格建築物となっている現状に対して、大津市は危機感をより一層、強く持たれるべきと考えます。大津市は今後、どの様な方針のもと、脱落によって重大な危害を生ずるおそれがある天井の安全対策に取り組んでいくつもりなのか。現状における課題認識と特定天井に特化した対応方針を早急に明らかにすることについて、合わせて答弁を求めます。
〇旧耐震基準で建築された児童館の耐震性能確保に向けた取組みについて
令和6年8月通常会議において、比叡ふれあいセンターを今年度末で廃止し、同一建物内に開設されている坂本児童館のみを存続させる方針が示されました。令和4年度末には中ふれあいセンターが廃止をされており、現在は同様に皇子が丘児童館のみが開設されています。比叡ふれあいセンター及び中ふれあいセンターについては、それぞれ平成26年度と平成28年度に建築物の構造耐力に関して審査・判定業務を行う第三者機関から建築物耐震判定評価書の交付を受けています。しかしながらこれまでの間、両施設とも判定評価に基づく耐震補強工事を実施されておらず、児童福祉施設として必要とする耐震性能を有しないまま現在に至っています。
大津市既存建築物耐震改修促進計画において、社会福祉施設である児童館は防災上特に重要な施設と位置付けられており、令和7年度末における当該施設の耐震化率の目標は100%とされています。大津市は両建物を指定緊急避難場所及び指定避難所に指定していますが、耐震性能が不足するため、地震災害の際には利用できないとされており、防災上の観点からも早急な対応が求められます。
令和4年7月に改定された大津市公共施設総合管理計画において、公共施設の耐震化については、大津市既存建築物耐震改修促進計画に基づき耐震化を進めていく方針が示されています。両児童館においては、耐震性能を確保するために必要となる予算を早急に精査され、策定される予定の長寿命化計画(個別施設計画)と整合を図りながら、早期に耐震化を図るべきと考えます。なお、膳所児童館については、旧耐震基準で建築されており、耐震診断及び耐震改修計画の作成にも至っていません。
大津市はどの様な方針のもと、旧耐震基準で建築された坂本児童館、皇子が丘児童館、膳所児童館の耐震性能を確保していくつもりなのか。児童館の将来ビジョンと耐震化に向けた今後のスケジュールとあわせて見解を求めます。
〇「おおつっこ相談チーム」の体制強化に向けた取組みについて
大津市子どものいじめの防止に関する条例において、大津の子どもをいじめから守る委員会は毎年の活動状況を市長に報告すること、また、市長は報告の内容を市議会に報告し、市民に公表することが定められています。令和6年7月、大津の子どもをいじめから守る委員会から令和5年度活動状況報告書が公表されました。ここで、同委員会委員長の巻頭言から下記の内容を引用させていただきます。
『文部科学省が公表する「令和4年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について」によれば、小中学校、高等学校及び特別支援学校におけるいじめの認知件数は681,948 件(10.8%増)、小中学校における不登校の児童生徒数は299,048人(22.1%増)と報告されています。いずれの事象も過去最高であり、小学校低学年における増加が顕著となっています。学校現場でも対面で直接関わり合う授業、生活が戻ってくるなかで、コロナ禍の影響はより顕在化し、いじめ、不登校は急増してきました。 大津市のいじめ対策推進室に寄せられる相談の延べ対応回数も、長期継続事案が減ったために昨年度よりは減少していますが、依然として高い水準を保っています。また、保護者からの相談の割合も増加傾向にあり、保護者の抱える不安感への支援も重要な課題となっています。こうした状況に対して、昨年の報告書でも述べましたが、現在3名で対応している相談調査専門員について、早急な体制強化が必要と考えています。』巻頭言からの引用は以上となります。
リンク:大津市ホームページ 大津の子どもをいじめから守る委員会 活動状況報告書
平成25年度から令和元年度までの間、相談調査専門員は弁護士を含む、4名から5名の人員が配置されてきましたが、いじめ対策推進室を市民部から政策調整部に移管され、教育委員会との所掌事務の見直しを行われた令和2年度以降、総数は3名で推移しています。大津市は今年度から令和10年度を計画期間とする「第3期大津市いじめの防止に関する行動計画(大津市いじめ防止基本方針)」において、いじめの未然防止を図るため、「おおつっこ相談チーム」の認知率を小中学校において高める方針が示されています。いじめの未然防止とあわせて基本施策に位置付けられている、いじめの早期発見、いじめの対処に係る具体的な施策の充実を図るうえにおいても、いじめ対策推進室に配置されている相談調査専門員に期待される役割は大変大きいと考えます。
大津市長は大津の子どもをいじめから守る委員会から報告された令和5年度活動状況報告書において、同委員会委員長が相談調査専門員について、2年続けて早急な体制強化が必要との考えを示されていることをどの様に受け止めておられるのでしょうか。「おおつっこ相談チーム」の体制強化に向けた今後の方針とあわせて見解を求めます。
〇誰もが安心して安全に利用できる皇子が丘公園であるために必要な取組みについて
1点目、テニスコートに近接する駐車場・駐輪場のあり方について。テニスコートに近接して駐車場が整備されています。出入口に設置された看板には、「この駐車場は、身体の不自由な方、身体内部に障害を持つ方、妊娠中の方などのための駐車場です。一般の駐車はご遠慮ください。」と記載されており、公衆トイレも整備されています。
しかしながら、私が調査に訪れた日には単管のバリケードで閉鎖されていました。管理事務所に理由を問い合わせたところ、適正に利用されていないとの苦情が市民から寄せられることを理由にあげられました。当該駐車場については舗装面の劣化が著しく、また、障害者のための国際シンボルマークも消えかかっていますが、当該駐車場は誰もが安心して利用できることを目指し、設けられた駐車場であったはずです。
【投影資料】
- 【皇子が丘公園テニスコートに近接する駐車場の出入り口付近を撮影した写真です。私が調査に訪れた日には単管バリケードで閉鎖されていました。】
- 【投影資料】
- 【当該駐車場出入り口付近の舗装面を撮影した写真です。舗装面の劣化が著しいと評価するものです。】
- 【投影資料】
- 【当該駐車場の駐車区画を撮影した写真です。障害者のための国際シンボルマークが消えかかっています。】
適正に利用されていないことに起因して、今後の対応策や改善策を検討することなく、また、公園利用者に対して何の案内表示をすることもなく、閉鎖するべきではないと考えます。
体育館前の駐車場には「思いやりパーキング」が整備されています。また、令和3年度、大津市は市民会館の駐車区画の再整備を実施されましたが、テニスコートに近接する駐車場についても、舗装面における案内表示の視認性を高めることを提言するものです。
【投影資料】
【皇子が丘公園体育館に整備された「思いやりパーキング」を撮影した写真です。駐車いただける対象者が舗装面に表示されています。】
- 【投影資料】
- 【市民会館前に整備された駐車場を撮影した写真です。案内表示が大きく、分かりやすく表示されており、視認性が高いと考えます。】
高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律ならびに都市公園の移動等円滑化整備ガイドラインを踏まえ、大津市はテニスコートに近接する駐車場の現状をどの様に評価しているのか。今後の取り組み方針とあわせて見解を求めます。
また、テニスコート周辺には自転車を停める駐輪場が整備されておらず、利用の際に困っているとの意見が寄せられています。バイクについても、私が訪れた日には複数の車体が園路に駐車されており、フロントカバーが外れた車体も確認されています。公園利用者が安心して安全に利用できる駐輪場の整備を提言するものですが、大津市は現状をどの様に認識されているのでしょうか。今後の取り組み方針とあわせて見解を求めます。
2点目、既存鉄製遊具の安全性に対する評価について。皇子が丘公園にはジャングルジムが設置されています。もともとはすべり台が設置された大型のアスレチック遊具(以下、複合遊具と言います。)であったものの、安全点検の結果を踏まえ、現在の形状に至っています。大津市は一般社団法人日本公園施設業協会が策定した「遊具の安全に関する基準」に基づき安全点検を行っています。このなかで遊具の標準使用期間については、適切に維持管理されている条件下において、構造部材が鉄製の場合には、15年として設定されています。使用している遊具が標準使用期間を過ぎた場合は、その期間に相応する劣化が進んでいるものと推定されるので、日常点検や定期点検の頻度を高め、構造部材や最重要部材については、定期点検時に精密点検を組み合わせて詳細な劣化診断を行いながら管理する必要があると記されています。このジャングルジムについては年2回、指定管理者と専門業者がそれぞれ1回ずつ点検されていると承知していますが、設置されてから40年以上が経過しています。
平成28年9月通常会議、私は皇子が丘公園における施設整備のあり方をテーマに一般質問を行いました。その際の答弁で大津市は、本市の都市公園では公園施設長寿命化計画を策定し、これに基づき遊具の改築更新を行っていること、また、皇子が丘公園の大型遊具については、当計画において、更新時期を迎え、乳幼児から高齢者まで市内外の多くの利用者があることから、更新についての優先順位は高いとの見解を示しています。
また、平成29年6月通常会議においては、都市公園における遊具の適切な維持管理をテーマに一般質問を行いました。当時、大津市が開設する都市公園の遊具のうち、156基については、日本公園施設業協会が定めた遊具の安全に関する基準に適合していなかったことから、使用禁止の措置が講じられていました。皇子が丘公園に設置されていた複合遊具についても、撤去に至った遊具については、点検の結果、当時の判定基準でハザードレベル3「生命に危険、あるいは重度の恒久的な障害をもたらし得るハザードがある状態」であることが判明し、当該ジャングルジムのみが現存しています。
【投影資料】
- 【皇子が丘公園に設置されている遊具が使用禁止になっていた当時の写真です。ジャングルジムには複合遊具として、すべり台が設置されていました。
- 【投影資料】
-
- 【皇子が丘公園に設置されているジャングルジムを撮影した写真です。設置されてから40年以上が経過しており、何度も塗装が塗り重ねられています。】
大津市はこれまでの経過を踏まえ、標準使用期間を大幅に超え、屋外で使用されてきた鉄製遊具の安全性をどの様に評価しているのか。更新時期に対する考えとあわせて見解を求めます。
3点目、南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)・(巨大地震警戒)の発表を想定した、必要な耐震性能が確保できていない皇子が丘公園プールの利用方針について。
次年度からを計画期間とする次期大津市行政改革プラン案においては、公共施設マネジメントの推進を取り組み方針の一つとされ、プールのあり方検討を新たな取り組み項目とされています。計画案にも示されているように、皇子が丘公園のプールについては、管理棟2棟及びプール棟(25mプール)において、必要な耐震性能が確保されていません。平成26年度の時点で補強計画案が作成されていますが、建築物の構造耐力に関して審査・判定業務を行う第三者機関から、耐震判定評価を受けておられないと承知しています。
大地震はいつ発生するか分かりません。必要な耐震性能が確保されないまま現在に至っていることを、私は大変重く受け止めています。今後のあり方を決定され、対策を講じられるまでの間、現状のままでの維持管理が継続されることに危機感を覚えるものです。大津市は危機管理の観点から、施設設置者としてこの間の運営方針を検討され、指定管理者と認識の共有を図ることはもとより、より安全に安心して利用できるプールであることを目指し、市民に対して当該方針をあらかじめ周知されておくべきと考えます。
令和6年8月8日に日向灘を震源とするマグニチュード7.1の地震が発生したことを受けて、気象庁から発表された南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)に伴う政府の特別な注意の呼びかけが行われました。大津市においても災害警戒本部会議が設置されましたが、この間、必要な耐震性能を有していない25mプールの利用については制限されませんでした。去る9月2日、大津市全域で地震から身を守る1分間の安全確保行動を行う「大津市シェイクアウト訓練2024」が実施されました。地震が発生したとき、自分の身を守る安全確保行動「まず低く、頭を守り、動かない」を身に着けることが重要とされていますが、大地震発生時、プールで頭を守ることは極めて困難です。
南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)・(巨大地震警戒)が発表されることを想定し、必要な耐震性能が確保できていないことを踏まえ、皇子が丘公園25mプールの利用方針を事前に検討されておくべきと考えます。このことについて、見解を求めます。
〇わたSHIGA輝く国スポ・障スポ2025の開催を契機とする共生社会の実現に向けた取組みについて
令和6年度、わたSHIGA輝く国スポ大津市競技別リハーサル大会が大津市内各地の会場で開催されています。それぞれのお立場で大会の会場設営や運営支援にあたってくださっている皆様に心から敬意を表させていただきます。大会を観戦させていただくため、競技会場となった滋賀ダイハツアリーナ、ウカルちゃんアリーナ、大石緑地スポーツ村テニスコート、関西みらいローイングセンターを訪問させていただきました。駐車場から会場入り口までの動線、観覧席周辺やトイレなどを対象として、私なりの視点でバリアフリーのチェックを行いましたが、改善が期待される障壁が見受けられました。大津市においても、リハーサル大会の開催を通じて気づかれた課題や問題点などを所属の枠組みを越えて共有いただき、令和7年度に大津市内で開催される競技の会場設営や運営支援にいかしていただきたいと考えますが、わたSHIGA輝く国スポ・障スポ2025の開催に向け、今後どの様な方針のもとで競技会場におけるさらなるバリアフリーの推進に取り組まれていくつもりなのでしょうか。
また、大津市は令和5年9月、大津市障害者差別解消支援地域協議会、大津市障害者自立支援協議会差別解消部会と共に、正当な理由なく障害を理由とする差別の解消を目指し、大津市独自の合理的配慮の提供事例集を作成されました。わたSHIGA輝く国スポ・障スポのレガシーとして、大津市内において合理的配慮の提供に対する理解が一層深まり、共生社会のさらなる実現を目指すためにも、合理的配慮の提供事例集を広く活用いただきたいと考えます。
これまでの間、障害を理由とする差別の解消の推進に関する大津市対応要領に基づき、大津市職員に対して研修や啓発に取り組んでこられたと承知していますが、わたSHIGA輝く国スポ・障スポ2025の開催に向け、大津市はどの様な方針のもとで合理的配慮の提供に対する市民、事業者の理解を深めていくつもりなのか、見解を求めます。
今年度に開催される「SAGA2024国スポ・全障スポ」においては、佐賀県で心地よい時間を過ごせるよう、年齢・性別・国籍・障がいの有無などに関わらず、みんなが自然に支え合い心地よく過ごせる、佐賀らしいやさしさのカタチ「さがすたいる」の想いをもとに、みんなで 心のバリアフリーを広めていくことを広報されています。SAGA2024国スポ・全障スポのYouTubeチャンネルで公開されている『障がいのある方への接し方~佐賀らしいやさしさでお迎えしましょう~』を視聴しましたが、物理的なバリアフリーのみならず、相互に理解を深めようとコミュニケーションを取り、支え合うことが「心のバリアフリー」であることについて理解を深めることができました。大津市においても滋賀県と連携を図りながら、わたSHIGA輝く国スポ・障スポ2025の開催を契機とし、「心のバリアフリー」を広めていくことについて、見解を求めます。