政策検討会議

6月23日、ミッションロードマップの在り方の検証及び策定をテーマに設置された政策検討会議に出席。大津市議会基本条例の規定を踏まえて発言を重ねました。
 

 
会議終了後、大津市議会のホームページに掲載されている議会改革の成果を確認しました。
平成21年度からの取り組みが掲載されており、当時の議論や制度化されるまでの経過等を振り返りました。
 
令和元年9月に策定された「大津市議会 ミッションロードマップ2019(議会版実行計画)」には、下記の決意が記されています。
 
1 大津市議会ミッションロードマップ2019の策定について
 
「大津市議会ミッションロードマップ」は、2015 年(平成 27 年)10 月に全国初の議員任期 4 年間を通して議会が行う政策立案と議会改革の実行計画として策定しました。その目的は以下のとおりです。
 
・2015 年(平成 27 年)4月1日に施行した「大津市議会基本条例」(以下、「基本条例」)を、具現化すること

・議会活動に対する市民への説明責任を果たすこと
・市議会の見える化を図ること
 
ミッションロードマップの前提となる基本条例は、大津市議会(以下、「市議会」という。)が志す基本理念や基本方針などを定め、果たすべき役割と責務の重要性を改めて認識し、市民の負託に全力で応えていくことの決意の現れとして制定したものです。また、基本条例は、これまで市議会が進めてきた議会改革の集大成と位置付け、その改革を明文化し改革の歩みを後退させないための市民との約束でもあります。
 
しかしながら、基本条例だけでは、二元的代表制の一翼を担う議事機関として、いつ、何を、どのようにして市民福祉の向上を図ろうとするのかが、市民の皆さんからは見えません。したがって、前任期において、市議会が将来にわたって実行しようとする政策や改革を工程化して「見える化」を図るとともに、計画に基づく成果を第三者評価することによって次期任期で検討すべき課題を抽出して申し送る仕組みを構築して、大津市議会における政策サイクルを確立しました。
 
今任期においても議会版実行計画として「大津市議会ミッションロードマップ2019」を策定し、議会活動の実行目標やその工程を任期当初に設定することで、議会活動に対する市民への説明責任を果たし、市議会の「見える化」の推進を図るものです。
 
2 大津市議会が掲げる基本理念と基本方針について
 
市議会では、市政の意思決定機関としてその権能を最大限に発揮し、市民福祉の向上と市勢の発展に寄与することを目的として、「市民自治の観点から時代を先導し、真の地方自治の実現を目指すこと」を基本理念としました。これは、地方分権時代に相応しい議会としての基本的な姿勢や考え方を示したもので、自主性と自立性を重んじた議会運営を行うとともに、市民の意見を踏まえて、公正な議論を尽くし、地方自治の本旨を実現することを目指したものです。
 
また、この基本理念を実現するために、①二元的代表制の一翼を担う議決機関としての責任を自覚し、その権能を最大限に発揮すること。②市民に対し市政の課題などの情報を積極的に公開し、負託を受けた市民に分かりやすい開かれた議会運営を行うこと。の2つの基本方針を掲げ議会活動を実践するものです。

 
‥‥引用終わり‥‥
 
当該政策検討会議における議論は今期の議会改革に大きな影響を及ぼすことになります。
あらためて上記の記述を読み直し、ミッションロードマップを策定することの意義を再確認しました。
  
 

 
リンク:大津市議会HP これまでの主な議会改革

 
リンク:大津市議会基本条例 (逐条解説編) PDF
 
 
 

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