令和5年6月通常会議
6月7日、令和5年6月通常会議が開議しました。今年度から議員が質疑・一般質問にの内容を紹介する1分間動画が配信される予定となっており、「おおつ市議会だより」も大幅なリニューアルが予定されています。大津市議会広報広聴ビジョンに基づく取り組みであり、今後、私自身も議員の一人として編集に携わってまいります。
本会議終了後、補正予算に計上されている事業費の流用に関して、当該事業の執行を所管する部の職員さんと議会への説明のあり方について意見を交わしました。
当該事業が新規事業であることを踏まえ、事前に説明を受けていた流用の前提が整ったのか、会派説明を受けて以降、ずっと気になっていました。
議案の審査にあたっては、各会派・各議員が認識を正しく共有したうえで臨む必要があると考えます。
予算の議決科目は「款」「項」であり、法令上、流用そのもが否定されるべきものでないと承知をしていますが、議会に説明がなされる時点において、執行部内においてどこまで認識が共有されているのか、6月通常会議が開議されるにあたり、この他にも疑問に感じることがありました。
私自身、さらなる資質の向上を図り、理解力を高めていく必要があると自認しつつも、執行部の皆さんから説明を受けるなかで、何が事実で何がそうでないのか、思い悩むことが増えてきました。
まずもって、議案の説明にあたっては、課よって見解が異なることがないようにしていただきたいです。
また、不明なことや判断がつかないことについては、執行部内で意思の統一を図っていただき、あらためて「大津市」としての見解を示していただきたいと考えます。
大津市において二元代表制がより効果的に機能するよう、職責を果たしてまいります。
追記
平成25年6月、大津市は通年議会制を導入しました。
下記は市議会ホームページ「これまでの議会改革」からの引用です。
通年議会を導入
毎年5月に開会し、翌年の4月末までの約1年間を会期とすることにより、災害などの突発的な事態や緊急の行政課題などに議会が主体となって本会議を開催し、速やかに補正予算などの議案審議を行える通年制を導入
…引用終わり…
導入されてから10年が経過しました。
議会改革の成果として、どの様な効果があったのか、また、どの様な課題があるのか、あらためて検証する必要があると考えます。