下水汚泥の可能性
2月1日、大津市水再生センターを訪問。湖西浄化センター(滋賀県)に運搬されて実施されている下水汚泥の資源化について理解を深めてまいりました。ご対応くださりました職員の皆様、大変分かりやすく説明いただきありがとうございました。
大津市水再生センターでは日におよそ25トンの脱水ケーキが発生します。
湖西浄化センター(大津市苗鹿三丁目)に運搬された後、炭化処理されて燃料(汚泥燃料)となります。
石炭に代わる燃料として火力発電所や電気炉製鋼所において活用されており、下水汚泥は価値ある資源であることを再認識しました。
現在、国においては国土交通省と農林水産省とが連携を図りながら、下水汚泥を肥料として活用するための取り組みが進められています。
大津市においては浄水過程で発生する土と外来生物である水草の堆肥を混ぜた「びわ湖産の土」が公共施設における植栽土壌として活用されています。
大津市HP 企業局×SDGs【びわ湖産の土を循環させる】
農業分野における下水汚泥の活用は地域循環社会のさらなる実現につながるものと考えます。
化学肥料の多くが海外からの輸入に依存している実態を踏まえ、今後も継続して調査研究を進めてまいります。
追伸
今日は移動の多い一日でした。
次の予定まで少し時間が空いたものの、事務所まで戻るのは…。
小腹がへったこともあり、コーヒーが飲めるお店でパンケーキを食べながら原稿の校正作業を行いました。
久しぶりに食べたのですが、シロップとの相性が抜群でした!!
また食べに行こうと思います(^^)