JR大津京駅西口活性化に向けた取り組みについて( H29. 9)

質 問

 大津市は、平成18年3月に西大津駅前広場整備計画検討書を取りまとめ、既に供用が開始されている東口と大津京駅前公共駐車場が位置する西口、それぞれについて個別の整備方針を決定いたしましたが、基本理念の具現化には至っていません。西口交通広場については、平成21年10月に附帯街路である3.4.3号皇子が丘穴太線、現皇子が丘線の延長見直しが行われたことを受け、整備計画そのものを見直す必要があるとの見解は示されたものの、方針の決定は先送りされてきました。都市計画決定がなされたのは、昭和46年3月のことであり、46年の月日が経過いたしました。平成28年6月通常会議において私は3.4.3号皇子が丘線整備用地についても、暫定的な活用策である公共駐車場としての利用が常態化していることから、民間活力の導入も視野に入れ新たな計画のもとでまちの活性化に資する事業に取り組むべきと提言いたしました。これを受け大津市からは、少子・高齢化及び今後想定される人口減少などの社会情勢の変化により、計画時点における東西の駅前広場計画は見直す必要があり、JR大津京駅の両広場については都市計画マスタープランなどの上位計画に基づき、古都大津にふさわしい駅前広場の実現に向けて民間活力の導入も視野に入れながら検討していく方針が示されました。
 JR大津京駅は、湖西への玄関口とも言えるターミナル駅であり、皇子山駅については、今年度末に京阪大津京駅と駅名が変更される予定となっています。今年になって高架下に複数の飲食店が開業いたしましたが、計画の見直しによってさらなる活性化が図られるものと期待するものです。これまでの間、西口駅前広場の必要性などについて精査を重ねてこられたと認識していますが、どのような結論に至ったのか。また、その結果を踏まえ、今後大津市はどのような方針のもとで民間活力の導入を図っていく考えなのか伺います。

答弁:未来まちづくり部長

 JR大津京駅西口活性化に向けての民間活力の導入に向けた取り組みについてでありますが、JR大津京駅の東口駅前広場及び西口駅前広場については、昭和46年に都市計画決定されております。しかしながら、駅周辺環境や社会情勢も大きく変化していることから、昨年度駅前広場計画指針に基づく調査を実施いたしましたところ、必要となる広場面積は現在供用中の東口駅前広場の面積で充足しているとの結果となりました。このことから、引き続き西口駅前広場の土地利用のあり方については、都市計画マスタープラン及び今後策定予定の立地適正化計画との十分な整合を図り、民間活力の導入も視野に入れ検討を進めてまいります。

関連する 議会活動の
指摘・提言
  • 防災拠点施設でありながら必要な耐震化が今もって図られていない本庁舎の整備に向けた取り組みについて(R5.9)
  • スポーツ施設が集積する皇子が丘公園・皇子山総合運動公園の魅力向上に向けた取り組みについて(R5.6)
  • 大津市庁舎整備基本計画の策定に向けて必要となる今後の取り組みについて(R5.3)
  • 大津港周辺のにぎわい創出に向けた取り組みについて(R5.3)
  • 市有地の適切な維持管理とその価値に見合った利活用のあり方について(R4.12)
  • 大津市庁舎整備基本計画の策定に向けて必要となる今後の取り組みについて(R4.12)
  • 大津市庁舎整備推進本部会議において皇子山総合運動公園を「優先して検討を行うおおよその候補地」として決定されるまでの経過と庁舎移転整備に対する大津市長の課題認識について(R4.6)
  • 防災拠点施設でありながら必要な耐震化が今もって図られていない本庁舎の整備に向けた取り組みについて(R4.3)
  • 駅前広場として都市計画決定されてから半世紀が経過したJR大津京駅西側の再整備と路上喫煙防止対策について (R3.12)
  • 庁舎整備基本構想策定に向けた取り組みについて(R3.9)
  • 庁舎整備基本構想の策定にあたって市民意見を聴取しない理由と同基本計画の策定着手までに行うべき取り組みについて(R3.6)
  • 事業方針の再検討・早期の明確化が求められるふれあいセンターの今後のあり方について(R3.2)
  • 新・琵琶湖文化館の立地予定地に隣接する市有地の活用策について(R3.2)
  • 防災拠点施設でありながら必要な耐震化が今もって図られていない本庁舎の整備に向けた取り組みについて(R2.11)
  • 大津市バリアフリー基本構想のさらなる推進に向けた取り組みについて(R2.9)
  • 防災拠点施設でありながら必要な耐震化が今もって図られていない本庁舎の整備に向けた取り組みについて(R2.9)
  • 火災予防対策に資する飛沫防止用シートの適切な設置について(R2.6)
  • 防災拠点施設でありながら必要な耐震化が今もって図られていない本庁舎ならびに中消防署の整備に向けた取り組みについて(R2.2)
  • 大津びわこ競輪場跡地に整備された商業施設の開業に伴う交通安全対策について(R1.11)
  • 公共施設のバリアフリー推進に向けた取り組みについて(R1.11)
  • 災害対応力の強化に向けた取り組みについて(R1.11)
  • 市政運営におけるチェック機能の強化と透明性を高めるための取り組みについて(R1.6)
  • 災害対応拠点でありながら必要な耐震化が今もって図られていない本庁舎の整備に向けた取り組みについて(R1.6)
  • 大津びわこ競輪場跡地に都市公園を開設するうえでの課題について(H31.2)
  • 中消防署の移転整備に向けた取り組みについて(H30.11)
  • バリアフリー、ユニバーサルデザインの推進に向けた取り組みについて(H30.11)
  • 横断歩道橋の適切な維持管理について(H30.9)
  • 通学路の安全対策について(H30.9)
  • 中消防署用地の選定に向けた取り組みについて(H30.9)
  • 大津びわこ競輪場跡地の利活用に伴う周辺道路の整備について(H30.6)
  • 公立保育園の民営化に向けた検討のあり方について(H30.6)
  • 防災上の課題となっている本庁舎、中消防署の整備に向けた取り組みについて(H30.2)
  • 大津市スポーツ推進計画の実現に向けた取り組みについて(H29.11)
  • 横断歩道橋の適切な維持管理について(H29.11)
  • 庁舎整備基本計画の策定に向けて必要となる取り組みについて(H29.9)
  • JR大津京駅西口活性化に向けた取り組みについて(H29.9)
  • 皇子が丘公園内プールの再整備に向けた取り組みについて(H29.9)
  • 大津びわこ競輪場跡地の利活用のあり方について(H29.9)
  • 都市公園における遊具の適切な維持管理について(H29.6)
  • 庁舎整備の推進に向けた取り組みについて(H29.2)
  • 土砂災害計画区域の指定が庁舎整備計画に与える影響について(H28.11)
  • 大津びわこ湖競輪場跡地の利活用に向けた取り組みについて(H28.9)
  • 皇子が丘公園における施設整備のあり方について(H28.9)
  • コンパクトシティ実現に向けたJR大津京駅前市有地の利活用について(H28.9)
  • 古都大津に相応しいJR大津京駅前広場の実現に向けた取り組みについて(H28.6)
  • 都市公園の適切な維持管理について(H28.6)
  • 隣接国有地を活用した庁舎整備のあり方について(H28.2)
  • 大津びわこ競輪場跡地の利活用について(H28.2)
  • 隣接国有地を活用した庁舎整備のあり方について(H27.11)
  • 市街灯及び防犯灯のLED化促進による財政上の効果について(H27.11)
  • 大津市民病院の敷地に設置された建築物が抱える課題について(H27.8)
  • 大津びわこ競輪場跡地活用事業について(H27.2)
  • 市有建築物の耐震化に向けた取り組みについて(H26.2)
  • 競輪場用地の利活用について(H25.9)
  • 建築基準法に違反する庁舎執務室の実態について(H25.6)
  • びわ湖大津館の今後のあり方について(H25.6)
  • ごみ処理施設のあり方について(H24.12)
  • 介護老人保健施設ケアセンターおおつのあり方について(H24.12)
  • 庁舎本館棟の耐震化について(H20.12)
  • 庁舎のあり方について(H20.2)