都市計画道路8.7.6号膳所駅南北連絡道路整備工事の契約金額変更について( H27. 8)
質 問 |
議案第178号は、平成24年3月に西日本旅客鉄道株式会社と締結した工事委託契約に係る基本協定を変更し、都市計画道路8.7.6号膳所駅南北連絡道路整備工事の債務負担額を変更するためのものでございますが、JR西日本から提出された積算書類は非常に簡明なものであり、増額された工事費の妥当性を判断できるものではございませんでした。
当初想定していたよりも地盤が軟弱であったことから地盤改良工事が追加され、予定建築物の構造を見直すことになったこと、また、震災復興需要を受けた材料費の価格上昇や工期延長が増額の要因であると説明を受けましたが、大津市はどういった手段をもって増額された工事費の確認を行い、契約変更するに至られたのか、お伺いをいたします。
答弁:都市計画部長 |
増額された工事費の妥当性についてでありますが、平成26年9月にJR西日本から、軟弱地盤及び物価上昇を理由として約5億円の工事費の増額について協議の申し入れがありました。この増額については、平成24年2月通常会議におきまして谷議員に対する答弁でもお答えしたとおり、各年度末の精算時に国土交通省通達や通知に準じJR西日本に対し年度協定に基づいた出来高を示す資料の提出を求め、請負契約の内容及び管理費の内訳の確認など十分な協議、調整を行った上で、その妥当性を検証しております。
具体的には、増額変更の対象となる軟弱地盤対策の工法、基礎ぐいの種類や数量などの確認を行うとともに、工事費削減についても協議を重ねてまいりました。また、変更後の工事金額につきましても、本市積算基準をもとに算出した金額と比較しております。これらのことにより今回の変更契約の妥当性は確認できたものと考えております。
再 問 |
事前に確認をさせていただきましたところ、そういった書類についてはJR西日本の方針から、提出していただく、持ち帰らせていただくことが困難な書類が多かったというふうに伺っています。JR西日本側にお伺いされて、その場所で確認をされたということですが、書類の保存方法等、また後に会計検査等も予定されることになりますが、そういった対応については問題ないと認識してよろしいでしょうか。
答弁:都市計画部長 |
JRの積算結果と本市の確認の作業ですが、今谷議員がおっしゃいましたとおり、都市計画部の職員自らがJRのほうへ赴きまして、そのJRからの提出書類、その場で提出していただきました出来高を示す調書、それとその根拠となった請負業者との契約書及び支払い書の提出を求め、その中でその確認の作業を行っております。またそれ以外にも、JR西日本へ行かないまでも、この本庁の中において可能な限りの協議を行い、また、その単価の細かい打ち合わせも行った上で、その確認をしております。