次期バリアフリー基本構想における重点整備地区の拡充について( R5. 6)
質問
平成23年、大津市は令和2年度までの10年間を計画期間とする大津市バリアフリー基本構想を策定しました。JR大津駅・京阪浜大津駅(現在のびわ湖浜大津駅)周辺地区及びJR膳所駅・京阪膳所駅周辺地区を重点整備地区に定め、バリアフリー化の推進を図ってきましたが、計画終期における地区全体の整備率は約62%であり、さらなる整備を推進するため、令和6年度まで計画の延伸が図られることになりました。大津市においては、大津市障害者差別解消支援地域協議会の構成団体参加のもとで公共施設のバリアフリーチェックが実施されており、毎回、参加者から様々な指摘や合理的配慮に向けた指摘・提言がなされています。私自身も公益社団法人滋賀県建築士会大津地区委員会所属の一級建築士として参加するなかで、バリアフリーを推進する必要性と重要性を実感してきました。
次期大津市バリアフリー基本構想においては、ターミナル駅でもあるJR・京阪大津京駅周辺及び同石山駅周辺エリアを重点整備地区に位置付け、計画的かつ効果的にバリアフリーの推進を図られるべきと提言するものです。重点整備地区の拡充に向けた大津市の方針について見解を求めます。
答弁:建設部長
バリアフリー基本構想における重点整備地区の拡充についてでありますが、現在基礎調査等を進めており、今後、現構想における重点整備地区内の駅舎や公共施設等の生活関連施設の整備状況の確認、また、障害者、障害者団体等の関係者とのまち歩き点検やヒアリング等を踏まえ課題を抽出し、バリアフリー推進協議会において、次期構想の重点整備地区の選定等について協議検討してまいります。