国際交流のあり方について( H20. 6)
質 問 |
本市はこれまでの国際交流事業を礎とし、さらなる地域の活性化を図るため、次代を担う青少年をはじめとする市民の国際感覚、国際的視点をさらに醸成することができるよう、新たな姉妹都市の提携実現に努められておられるようだが、対象となる市民の意見をどのように反映するつもりなのか。そもそもオーストラリアのどういった都市とどういう理由で姉妹都市の提携をするのか、十分な説明は今もって市民になされておらず、その気運が高まっているとも私には思えない。
大津市においては、数多くの市民、事業者が国際交流を推進されており、姉妹都市の提携がきっかけとなって交流が始まった事例も存在する。三者協働の観点から、これまでの国際交流の成果を検証し、姉妹都市提携のあり方について議論する機会を設け、市民、事業者から広く意見を求めることが必要だと考え、本市の見解を問う。
答弁:市長 |
新たな姉妹都市提携については、市制施行から110周年を迎えたこと、平成21年度の中核市移行後の新たなまちづくりの展望などさまざまな要素を契機として、本市の重要施策の一つである国際化を推進するための手段として検討しており、オーストラリアとの交流を提案する市民の声もいただいたことから、これらの地域を対象とした調査研究を進めているが、現在のところ具体的な候補地についての絞り込みはできていない。いずれにしても、姉妹都市提携に当たっては広く市民や議会の御意見も拝聴しながら、今後ともその候補地を検討していきたいと考えている。