大地震への備え
日本は「地震大国」といわれています。気象庁のホームページには「各地の震度に関する情報」が掲載されており、連日、全国各地で地震が発生していることを確認することができます。
リンク:気象庁ホームページ 地震情報(各地の震度に関する情報)
一年前の5月20日、大津市危機防災課主催による避難所担当員を対象とした研修会に被災建築物応急危険度判定士として参加をいたしました。
公益社団法人滋賀県建築士会大津地区委員会・湖西滋賀地区委員会においては、避難所担当員(市職員)を対象とした研修(危機・防災対策課所管)の運営に参画をしており、一昨年度より総務部会長として建築士会側の対応窓口を務めています。
(新型コロナウイルス感染症の感染が拡大するなか、今年度の研修会開催は未定となっています。)
リンク:谷ゆうじHP 活動レポート 190520
大津市はホームページにおいて、災害時の避難所における新型コロナウイルスへの対応を掲載しています。
関連資料としてリンクされている「知っておくべき5つのポイント(内閣府消防庁)」に記された『避難とは[難]を[避]けること。安全な場所にいる人まで避難場所に行く必要はありません。』とのメッセージは、大変重要なことだと考えます。
(湖南市ホームページにおいては、「自宅での安全確保が可能な人は、感染リスクを負ってまで避難場所に行く必要はありません」とより分かりやすく明記されています。)
リンク:大津市ホームページ 災害時における避難所での感染症対応について(新型コロナウイルス感染症)
リンク:湖南市ホームページ 災害時の避難所における新型コロナウイルスへの対応について
昨年度、大規模災害に備えた対応力の強化について調査するため、熊本市を訪問いたしました。
業務継続計画(BCP)の改定や避難所の開設に係る課題等について調査させていただき、2月通常会議においては、熊本市における取り組みを踏まえ、大津市災害等対策基本条例のもと、業務継続計画に特化した条例を新たに制定することを提言いたしました。
応急危険度判定士として活動させていただいた当時のことを思い出しながら、「平成28年熊本地震 熊本市震災記録誌~復旧・復興に向けて~発災からの1年間の記録」をあらためて読ませていただきました。
大地震はいつ発生するか分からない。
本日、あらためてそのことを肝に銘じました。