特別定額給付金

大津市における特別定額給付金の事務執行ならびに予算措置の状況について、市民の方からお問い合わせをいただきました。4月24日付で福祉子ども部長から各議員宛に通知された文書の一部を下記に転載させていただきます。
 
4月21日に総務省自治行政局主催の説明会が開催され、概要が示されたこところであり、これを受け、市民の皆様に一日も早い支給を目指し鋭意事務を進めているところであります。
しかし、令和2年4月27日現在で住民基本台帳に記載されている市民を支給対象としておりますことから、この事務を進めるにおいて、先行して対象者を管理するための電算システムの改修や申請書の発送業務等に係る委託契約を締結することが必要となってきます。
つきましては、必要となる経費の早期執行について、お許しいただきたく、お願い申し上げます。
なお、予算の執行に際しましては、現在、措置済の予算の一部を活用し、この度の関連経費の執行を優先させていただくとともに、予算措置につきましては、定額給付金及び関連事務経費(ともに 10/10 の国庫補助)とともに、招集会議におきまして補正予算案を提出させていただく考えでございますので、何卒、ご理解いただきますよう併せてお願い申し上げます。
 
先行する執行予算(お許しいただきたい予算)
 
(概算)
特別定額給付金(仮称)システム改修費、発送業務等委託料等:約 50,000 千円
(参考)
令和 2 年 4 月 1 日現在人口 343,550 人(150,703 世帯)
給付額 給付対象者 1人につき、10 万円
受給権者 住民基本台帳に記載されている者の属する世帯主
申請方法及び給付方法
申請書の郵送送付
原則として申請者本人名義の銀行口座への振込み
 
申請書発送時期:5 月下旬を目指す
 
・・・転載終わり・・・
 
リンク:特別定額給付金(仮称)事業に係る関連予算の執行について (PDF)
 
リンク:大津市HP 特別定額給付金について
 
福祉子ども部福祉政策課特別定額給付金室(旧名称:生活支援臨時給付金室)については、4月20日に設置(30日に名称変更)されていますが、本庁舎の閉鎖による事務執行への影響が懸念されます。
在宅におけるテレワークにて業務を継続されたものと推察いたしますが、申請書を一日も早く発送いただけるよう、5月7日以降の勤務体制(2交代制)をより効果的なものにされるべきです。
危機管理上、2交代制を維持されることを否定するものではありませんが、必要な人員については最優先業務として確保されるべきと考えます。
 
また、マイナンバーカードをお持ちの方は、「マイナポータル」にアクセスいただき、オンラインで申請いただけることから、大津市においても早急に対応する必要があります。
 
リンク:総務省HP マイナポータルを通じた特別定額給付金のオンライン申請受付開始について
 
同じ中核市である枚方市においては、現時点で全世帯に向けてた申請書の発送を5月下旬以降(児童扶養手当を受給されている世帯については、5月20日頃)に予定されていますが、郵送を待たずして、5月8日から申請書をダウンロードして申請できると案内をされています。
 
リンク:枚方市HP  新型コロナウイルス関連情報  国による特別定額給付金(1人10万円)
 

システム改修や発送業務の委託手続きについては、当初予算の流用によって進められますが、給付金を受給いただくには、補正予算の承認が必要となります。
執行部からは、5月下旬の申請書発送が目途として示されていますが、一日でも早く給付金を受給いただけるよう、大津市議会は迅速に対応しなければなりません。
緊急事態宣言の期間が延長されることを見据え、5月18日に予定されている招集会議での新型コロナウイルス感染症対策関連議案の審査を前倒しする必要性について、あらためて早急に議論すべきと考えます。
 
私は、議会運営委員会の委員ではなく、委員を輩出する交渉会派(3人以上の所属議員からなる会派)にも所属しておりませんが、市民の皆様から負託をお受けした一人の議員として、議会の機能を効果的に機能させる責務を有しています。
本日、危機感を共有する他会派の幹事長や議員と今後の議会運営のあり方について意見を交わしました。
自らに課せられた使命を果たせるよう、引き続き取り組んでまいります。
 
執行部におかれては、様々な制約のもと、事務執行にあたっていただいているものと認識しています。
しかしながら、繰り返しになりますが、一日でも早く、給付金を受給いただけるよう、対応を図っていただく必要があります。
国からの臨時交付金を活用しての事業でありますが、実施主体はあくまで地方自治体であり、大津市となります。
一日でも早く給付金を受給いただけるよう、また、他の支援策についても、事務執行を加速いただきたいと考えます。
 
 

 
追記
 
大津市長は新型コロナウイルス感染症に係るメッセージをもっと積極的に発信されるべきです。
 
下記は、甲賀市における市長メッセージです。
YouTube動画も視聴いたしましたが、甲賀市長のメッセージは大変分かりやすく、力強く感じられました。

 
リンク:甲賀市HP 新型コロナウイルス感染症に係る市長メッセージ

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