換気・消毒の重要性
広報おおつ4月15日号の表紙にて、新型コロナウイルスについて、大津市からの「お願い行動」が記されています。3つの密(①換気の悪い密閉空間②多数が集まる密集場所③間近で会話や発生をする密接場所)の場所や行動を避けてくださいとありますが、大津市役所においても職務スペースにおける換気をより一層、推進されるべきと考えます。
外気に面していない、自然換気が期待できない執務スペースにおいては、機械換気(強制換気)に頼ることになります。
先日も気になる居室(もともと、異なる利用がなされており、天井が低く、狭あいでありながら、多数の職員が執務されている外気に面していない部屋)について、建築士基準法を踏まえて確認をさせていただきましたが、職員の皆さんが安心して職務に従事できるよう、大津市長は早急に対応を図られるべきと考えます。
来庁者の安全にも直結する課題であり、喫緊の課題と認識するものです。
また、「お願い行動」のなかには「消毒」が含まれています。
大津市が設置する施設を対象に、あらためて「消毒」の実態を調査され、どの範囲をどの程度消毒するかについて、認識の共有を図られるべきと考えます。
ちなみに、不特定多数の職員が乗車される公用車についても、ハンドルやレバーを定期的に消毒されるべきと考えます。
また、複数の職員が同時に乗車される際には、窓を少しでも開けて運転されることで、空気の入れ替えが可能となります。
私自身が代表を務める事業所においても、職員の皆さんに理解と協力をいただき、取り組みを継続しております。
先日もさらなる取り組みについてスタッフから提案があり、実践をはじめたところです。
感染拡大防止に向け、思いつく限りのことを、私自身も取り組んでまいります。
例年、4月、5月は多くの総会に出席をさせていただきますが、大半の団体が書面での承認をもって、総会にかえられています。
現在、滋賀地域会長を務める公益社団法人日本建築家協会においても、本部職員(東京都)ならびに近畿支部職員(大阪市)は事務局に出勤されておらず、事実上、事務局機能は停止をしている状態にあります。
滋賀地域会においても書面での総会にかえさせていただき、住まいする地域で代表を務める団体においても、同様の対応をとらせていただきました。
役員ならびに事務局の皆さんには、資料準備や発送準備などで例年にないご負担をおかけいたしました。
終息するまでの間、事業の実施は見合わせることになりますが、出来る準備については進めていきたいと考えています。
追記
大津市はホームページにおける情報発信のあり方を見直されるべきと考えます。
「現在、緊急情報はありません」とされていますが、何をもって「緊急情報」とされているのか!?
「大事なお知らせ」「新着情報」「トピックス」「新型コロナウイルス感染症に関連したお知らせ」で発信する情報を整理されるべきと考えます。(「新型コロナウイルス感染症に関連したお知らせ」のバナーは「新着情報一覧」にリンクされているだけであり、関係のない情報も含まれています。)
私は、守山市のように、「緊急・災害情報」として発信されるほうが伝わりやすいと考えます。
また、「大津市新型コロナウイルス感染症対策会議」の結果についても、もっと積極的に情報発信されるべきと考えます。
参考:大津市HP
参考:守山市HP