【所信表明】

5月11日、大津市議会全員協議会にて、議長候補者による所信表明がなされました。正副議長選出に係る立候補制及び所信表明は大津市議会ミッションロードマップに位置付けられた取り組みであり、私からは、5月2日付「大津市議会議長選挙候補者届」に記された所信の概要に基づき、以下の項目について質疑を行いました。

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議長候補者指名:仲野弘子 議員

〇議会改革について
「これまで進めてきた議会改革を後退させることなく、さらに前へ進めていく」と所信で述べられていますが、どういった方針のもと、その実現に向けて取り組んでいかれるつもりなのか。議長に付与される権限・権能を踏まえて答弁を求めます。

〇近隣他都市の議会との連携について
「共通の政策課題を抱える近隣他都市の議会との連携をさらに進めていく」と所信で述べられていますが、前年度までにおける連携の成果をどのように評価されているのか。さらなる発展に向けた意気込みと合わせて答弁を求めます。

〇女子学生議会について
「連携協定を締結している大学の女子学生に議員として参画いただき、女子学生議会を開催する」と所信で述べられますが、どういった目的のもとで開催されることになるのか。

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当日の所信表明を踏まえ、近隣他都市の議会との連携について再質問を行いました。
もちろんのこと、候補者におかれましては、私が再質問することなどご存じではなく、質疑発言通告書が提出されたことを受け、様々な想定をされたうえで登壇されたものと推察いたしました。
候補者の所信に対する理解を深めるうえにおいて、また、候補者の意気込みを実感するにあたって、有意義な機会となりました。

追伸:志成会・山本哲平議員が立候補を模索されましたが、必要とされる推薦者数を確保するに至りませんでした。
私の持論は「推薦者は不要」というものであり、議会運営委員会においても同じ主張を重ねてきましたが、同委員会での議論の結果、3名の推薦者が必要となっています。
複数の候補者が所信を述べあい、会派の枠を超えて、より相応しい議員が議長に選出される。
そんな日がくればと考えます。

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