【コンパクトなまちづくり】
12月25日、大津市都市計画審議会に出席。市長から諮問のあった議案(地区計画の決定)について審査を行った後、都市計画マスタープラン案の策定に先立ち行われた都市計画基礎調査及び市民アンケート調査の結果について、専門部会長より報告をいただきました。
「コンパクトなまちづくり」を進めることが、各地域にどういった影響を与えることになるのか!?
次期都市計画マスタープランを策定する上において必要不可欠な検討であり、まちづくり会議(市民参加型のワークショップ)においても丁寧な説明が求められることになります。
また、住民、事業者、行政が一体となって「多極ネットワーク型コンパクトシティ」の実現に取り組んでいくのであれば、地域別構想はこれに見合ったものにならなければなりませんが、山と湖に囲まれ、南北に細長い地勢を有する大津市にとっては、どの範囲をもって「コンパクト」とするのかが、大変重要な課題となります。
都市再生特別措置法に基づく立地適正化計画の策定を視野に入れるのであれば、交通計画との整合を図ることはもとより、住民や事業者の意志が計画に反映されるよう、組織の体制強化に取り組んでいただきたいと考えます。