【信念】

 11月28日、11月通常会議が開議される。教育委員会事務局教育部次長(前秘書課長)・井上佳子氏を教育委員に任命しようとする議案については、教育委員会により同氏が教育長に任命されることを期待されての提出であると考え、前日のレポートに掲載した内容にて質疑・一般質問を行いました。

教育委員会教育長が8ヶ月月の長きに渡って不在という事態は解消されなければなりません。
しかしながら、教育委員の同意にあたって最も重要視しなければならないのは、子どもたちの学びと発育にとって、相応しい人事であるかということだと考えます。
教育長を務められた前富田委員の選任にあたっては、民間企業と教育現場の双方において組織マネジメントの経験を持たれていることを理由とされ、本市教育長に相応しい見識とリーダーシップを持たれているとの見解を示されました。
しかしながら、質疑・一般質問における市長からの答弁を聞く限り、井上氏が教育長に相応しい見識とリーダーシップをお持ちであることを、教職員の先生方、保護者の皆様、そして子どもたちのため、日々様々な形でご尽力くださっている地域の皆様に自信を持ってお伝えすることは出来ないと判断しました。

反対討論については、自らの信念に基づき、気持ちを込めて行いました。
録画中継が議会ホームページで公開されましたならば、他会派も含め、すべての討論をご覧いただきたと思います。

追伸:教育部長は11月29日付にて、市民部国体・スポーツ推進監という新たなポストに就かれ、これまで2名体制であった教育部次長は3名体制となります。なお、教育長の職務代理を第1順位で行うことになる教育部長については、異動内示を見る限りにおいては空席となります。

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