【アンケート結果】
大津市が職員を対象に行った不祥事に関するアンケートの結果が公表されています。不祥事防止対策のワーキンググループが立ち上げられた場合、参加をするかどうかとういう質問に対しては、「参加したい」が6.7%、「参加したくない」が33.9%、「どちらともいえない」が59.4%とう結果となりましたが、なぜ、大半の回答が「どちらともいえない」というものであったのか!?もう少し掘り下げて質問すべきであったと考えます。
また、大津市長名で職員各位宛で発出された「職員不祥事防止対策アンケート及び所属長による職員面談結果における留意事項について(通知)」によると、指定場所以外での喫煙、頻繁な喫煙による離席、始業直後の喫煙等に対する疑問や意見が寄せられています。
以前、この事について当時の幹部職員と意見交換したところ、「喫煙に要する時間以上に手当なしで残業している」「あまり厳しくしすぎると作業効率に影響が出る」など、勤務時間中における喫煙を制限する事に多くの懸念を示されましたが、移動時間を含め、喫煙本数によっては相当な時間、自席を離れることになります。
職務に与えている影響を踏まえて検証すべき課題であり、他によせられた意見や疑問についても、改善を図っていただきたいと考えます。
追伸:大津市職員不祥事防止対策検討委員会がまとめられた答申書を熟読。外部団体の現金管理について指摘がなされていました。
公金外現金の横領事件を受けての指摘であり、外部団体の現金を職員が管理することの妥当性についても言及がなされています。
大津市で会計処理することについて「特別の必要性」が存する場合には、当該公金外現金の取扱いを大津市が所掌することについて必要な法的手当をした上で、大津市本庁における経理担当部局等の決裁を経なければ入出金ができないこととするなど、不正を防止するための効果的な手法を導入する必要があると指摘されていますが、「特別な必要性」の判断については、三者協働に与える影響を踏まえて行っていただきたいと考えます。