【次世代への継承】
一般社団法人大津青年会議所の理事会に出席。現役会員として出席する最後の理事会であり、任期中に学んだ多くの事を振り返りながら会議に臨みました。
青年会議所の理事会は「ロバート議事法」というルールに基づき実施されます。
議長は理事長が指名する副理事長が行うことになりますが、動議の優先順位などを理解しておかないと進行に支障をきたす場合があり、予定者段階において研修を受講することが義務付けられます。
私自身も先輩諸兄から随分ときたえていただき、30代前半の頃は議事法の予習を行って議長を務めたものです。
計画議案においては、事業内容が目的に見合ったものであるのか、趣旨や背景を踏まえて審査されることになります。
手法ありきで事業を計画すると委員長にとっては厳しい理事会となり、場合によっては議案を取り下げざるを得ない場合もあります。
また、報告議案においては、事業成果を踏まえて「次年度への引き継ぎ事項」を議案書に明記することが定められており、PDCAサイクル(plan-do-check-act)が効果的に機能するよう、工夫がなされています。
次年度以降については、直前理事長という立場で理事会に出席することになります。
「失敗は成功のもと」と言いますが、経験を次世代に継承することの大切さをこれからも伝えていきたいと考えています。