【景観づくり】
公益社団法人滋賀県建築士会大津地区委員会の青年部会に出席。大津市が10月に開催を予定している古都指定10周年事業『湖都レンジャー』の運営に参画をする事になっており、当日の進行などについて確認を行いました。
滋賀県建築士会大津地区委員会においては、昨年までの2年間、同湖南地区委員会と共催で旧東海道をテーマとした事業を実施してまいりました。
これらの事業は大津市と草津市の協力なくして実現できなかったと考えており、まちづくりを進めるうえにおいて職能団体が自治体と連携を図る意義は大きいと考えています。
他都市においても自治体と建築士会の連携は図られています。
その中でも関門景観の保全、育成、創造に取り組まれている下関市及び北九州市においては、県域を越えてた取り組みを進められており、「関門地区(北九州市・下関市)景観ウォッチング&セミナー」は、平成25 年度都市景観大賞「景観教育・普及啓発部門」の大賞を受賞されています。
良好な景観の形成は自治体だけの取り組みで実現するものではありません。
古都大津の風格ある景観をつくる基本条例においても、景観づくりは、市、市民及び事業者が協働して、時代を超えて変わらない価値を持つ自然環境や歴史的風土を保全し、及び増進させるとともに、それらと調和した古都大津にふさわしい新たな景観を創出していくことを旨として行われなければならないと記されています。
これからも市民、事業者としての責務を果たしつつ、大津市には基本理念にもとづいたさらなる取り組みを求めてまいります。