山中比叡平地域を運行するバス路線の存続と住民ニーズに見合ったダイヤ改正の実現に向けた取り組みについて( R5. 6)
質問
大津市は令和5年度当初予算の編成にあたり、大津比叡平線を対象として、補助金算定の際の基準となる標準単価の地域区分を見直されました。京阪バス株式会社はこの度の見直しを比叡平地域の運行を引き続き行うための必須条件と評価されているようですが、今後も引き続き地域住民と連携を図りながらバス路線の存続と住民ニーズに見合ったダイヤ改正の実現に取り組んでいただきたいと期待するものです。
令和5年2月28日、児童生徒の学校生活に影響が出ないよう、また、下校時間帯に路線バスを運行していただけるよう、京阪バス株式会社に対してダイヤ改正に向けた協議を求める要望書が大津市長と教育長の連名にて提出されました。現時点における取り組み状況とこれまでの経過を踏まえた今後の対応について見解を求めます。
2点目、京都比叡平線における新たな補助制度の構築に向けた取り組みについて。大津市は国の地域幹線系統補助及び関係自治体の協調補助を新たに確保するため、昨年の11月から国、滋賀県、京都市及び京都府との調整を進めておられます。令和5年2月通常会議における答弁において、負担割合について協議をされていること、また、京阪バス株式会社から令和6年度における補助を要望されていることを踏まえ、予算要求の時期までには間に合うように対応していく方針が示されましたが、現時点における協議の進捗状況と今後の見通しについて見解を求めます。
答弁:教育長
大津比叡平線のダイヤ改正に向けた京阪バス株式会社との協議及び現時点での取り組みと今後の対応についてでありますが、山中比叡平学区公共交通特別委員会、京阪バス株式会社、大津市との三者協議会に教育委員会も参加するとともに、ダイヤ改正による減便により、皇子山中学校の生徒の学校生活に支障が出ないよう、学校の行事等に対応した臨時バスの増便を年間約50本程度手配しております。
また、地域の方にも、この増発便を積極的にご利用いただけるよう、時刻表を山中比叡平学区まちづくり協議会へ案内しているところです。教育委員会といたしましては、引き続き、皇子山中学校の生徒の学校生活に支障が出ないよう配慮するとともに、関係部局と連携しながら、地域に寄り添ったダイヤとなるよう、京阪バス株式会社と協議をしてまいります。
答弁:建設部長
2点目の京都比叡平線における新たな補助制度の構築に向けた取り組みについてでありますが、昨年度より滋賀運輸支局、滋賀県と継続的に協議を重ねるとともに、京都運輸支局や京都府及び京都市とも連携し、現在も調整を進めているところです。引き続き、国及び関係自治体との協調による運航支援の実現に向け協議を重ねてまいります。
再質問
2点目、京都比叡平線における新たな補助制度の構築に向けた取り組みについてです。初問で今後の見通しについて見解を求めています。お答えいただける範囲で結構ですので、改めて答弁求めます。
答弁:建設部長
今後の展開についてということでございますが、関係者との協議において今後の手続き、そして補助金の負担方法等について協議をしているところでございます。